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ChatGPT広告の最低日予算は、日本円の請求で2,500円です(OpenAI公式ヘルプ)。課金の対象は表示かクリックで、コンバージョン単位の課金はありません。
この記事では、OpenAIに支払う広告費(媒体費)の条件だけを扱います。当社の初期費用や運用手数料は、当社の費用の内訳(初期費用・月額運用手数料・広告費)をご覧ください。
要点(2026年11月2日確認)
- 最低日予算は請求通貨ごとに決まっており、日本円は2,500円です(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。
- キャンペーンの目的は Views(CPM)・Clicks(CPC)・Conversions の3つです。Conversions でも、課金はクリックか表示に対して行われます(出典: OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、2026年11月2日確認)。
- 日予算は7日間の平均です。1日の消化は日予算の2倍まで、7日間では7倍までです(出典: OpenAI ヘルプ「Daily budgets」、2026年11月2日確認)。
- 支払いは配信後の後払いです。カード払いの口座は、未払い額が「支払いしきい値」に達するたびに請求されます(出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、2026年11月2日確認)。
- 広告主・業種・キャンペーン種類をまたいだ成果の目安(ベンチマーク)はまだないと、OpenAIは説明しています(出典: OpenAI ヘルプ「Frequently asked questions」、2026年11月2日確認)。
最低出稿金額はいくらか(通貨別の最低日予算)
ChatGPT広告(ChatGPT Ads)の最低出稿金額は、キャンペーンの最低日予算として公開されています。日本円で請求を受けるアカウントでは、1キャンペーンあたり日予算2,500円が下限です(2026年11月時点)。
OpenAIのヘルプには「Minimum campaign spend」という通貨別の表があります。主な通貨を抜き出すと次のとおりです。
| 請求通貨 | 最低日予算 |
|---|---|
| 日本円(JPY) | 2,500円 |
| 米ドル(USD) | 25米ドル |
| ユーロ(EUR) | 15ユーロ |
| 英ポンド(GBP) | 15ポンド |
| 韓国ウォン(KRW) | 25,000ウォン |
| 台湾ドル(TWD) | 360台湾ドル |
| シンガポールドル(SGD) | 25シンガポールドル |
出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」(Minimum campaign spend の表、2026年11月2日確認)
表には、上記以外の通貨も載っています。
下限は「1キャンペーンの日予算」に対するものです。キャンペーンを2本並行して動かすなら、それぞれに2,500円以上の日予算が必要になります。総予算型(期間全体の上限を決める方式)の下限額は、2026年11月2日時点の公式ヘルプには明記されていません。
2026年初頭の報道や国内のブログには、大口広告主を前提にした高額な最低出稿額やCPMの数字が今も残っています。これらは初期の限定パイロット期間の報道に基づくもので、現在の公式ヘルプの条件とは一致しません。OpenAIは、2月〜4月の限定的なパイロットのあと、Ads Manager(ベータ)のセルフサーブで提供を広げていると説明しています(出典: OpenAI ヘルプ「Frequently asked questions」、2026年11月2日確認)。提供開始からの経緯は、ChatGPT広告はいつから?日本での提供状況と対象プランで整理しています。
キャンペーンの目的と課金方式: Views(CPM)・Clicks(CPC)・Conversions
課金方式は、キャンペーンの目的(Conversions の場合は、あわせて選ぶ課金方法)で決まります。どの目的でも、コンバージョン1件ごとに課金される方式はありません(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。
| 目的 | 課金の単位 | OpenAIが示す用途 |
|---|---|---|
| Views(CPM) | 表示1,000回ごと | 露出・認知を広げる |
| Clicks(CPC) | 有効クリックごと | サイトへの訪問を増やす |
| Conversions(oCPC) | 有効クリックごと | クリック後のコンバージョンに向けて配信を最適化 |
| Conversions(oCPM) | 表示1,000回ごと | 広告の表示やクリックをきっかけとする、より広い範囲のコンバージョンに向けて配信を最適化 |
出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」(いずれも2026年11月2日確認)
クリック課金の対象は「有効クリック(valid click)」に限られます。たとえば、広告審査のクローラーがLPを訪れても、課金対象のクリックにはならないとヘルプは説明しています(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、2026年11月2日確認)。
oCPC と oCPM の違い
Conversions を選ぶと、課金を「クリック(oCPC)」か「表示(oCPM)」から選びます。oCPC は、広告をクリックした後のコンバージョンに向けて配信を最適化します。oCPM は、広告を見ただけで後から戻ってきた人のコンバージョンも含めて最適化します(出典: OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、2026年11月2日確認)。
Conversions を使うには、OpenAI Pixel か Conversions API による計測の設定が先に必要です。最適化に使えるのは1キャンペーンにつき標準イベント1つだけで、カスタムイベントは2026年11月時点で使えません(同上)。計測の準備は、コンバージョン計測の設定(ピクセル・CAPI・UTM)で解説しています。
目的と課金方式は後から変えられない
目的と課金方式は、キャンペーンの作成後に切り替えられません。別の目的で配信したい場合は、新しいキャンペーンを作ります。「Clone Campaign(複製)」で、別の目的や対応する課金方式を選んだ新しいキャンペーンを作ることもできます(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、2026年11月2日確認)。
なお、OpenAIのヘルプには、CPMで購入するキャンペーンを「Reach」と表記している箇所もあります(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、2026年11月2日確認)。
日予算の仕組み: 1日2倍・7日間7倍まで
日予算は「1日の上限」ではなく、7日間で平均した1日あたりの金額です。1日の消化は日予算の最大2倍まで、7日間では最大7倍までに収まります(出典: OpenAI ヘルプ「Daily budgets」、2026年11月2日確認)。
この7日間は、広告アカウントのタイムゾーンで日曜日から土曜日までの1週間です。ある日の消化が少なければ、残りを同じ週の別の日に使うことがあります(同上)。
| 日予算 | 1日の上限(2倍) | 7日間の上限(7倍) |
|---|---|---|
| 2,500円 | 5,000円 | 17,500円 |
| 10,000円 | 20,000円 | 70,000円 |
| 30,000円 | 60,000円 | 210,000円 |
金額はヘルプの「2倍・7倍」の規定を日本円に当てはめた計算です。実際の消化額は配信機会によって変わります。
運用中に気をつけたい点は次のとおりです(出典: OpenAI ヘルプ「Daily budgets」、2026年11月2日確認)。
- 1日の途中で日予算を変えた場合、その日の上限は、その日に設定されていた最も高い日予算の2倍になります。
- 週の途中で日予算を変えた場合、7日間の上限は、変更時点から次の日曜日0時までで日割り計算されます。
- 終了日を決めていないキャンペーンでも、同じ上限が適用されます。
週の上限に早く達すると、キャンペーンは「有効」の表示のまま、翌週まで配信が止まることがあります(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。
総予算型のペーシング
総予算型は、キャンペーン期間全体で使う金額の上限を決める方式です。OpenAI Ads Manager(ベータ)が残りの予算と期間を見ながら、消化のペースを調整します(出典: OpenAI ヘルプ「Budget pacing」、2026年11月2日確認)。
ペーシングの期間は、終了日があればその日まで(最大365日)です。終了日がなければ60日間を既定として扱います。ペーシングは均等な消化や予算の使い切りを約束するものではありません(同上)。
総予算型から日予算型へは変更できますが、日予算型にしたキャンペーンを総予算型へ戻すことはできません(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。
入札の決め方: 自動入札と手動入札
入札額は、キャンペーンではなく広告グループごとに設定します。対象となる新しい広告グループでは、自動入札の「Maximize results」が既定で選ばれています(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、OpenAI ヘルプ「Maximize results bid strategy」、2026年11月2日確認)。
| 入札方法 | 仕組み | 注意点 |
|---|---|---|
| Maximize results(自動入札) | 予算の範囲で、選んだ目的の成果(クリック・コンバージョンなど)が多くなるよう入札を自動調整 | 現時点では、CPA・CPC・ROASなどの目標値の達成を約束する機能ではない |
| Manual: Max bid(手動入札) | 広告グループごとに上限の入札額を指定 | 入札が低すぎると配信が限られる |
| Bid Cap(Conversions の場合) | コンバージョン1件に払ってよい上限額を指定 | 請求は選んだ課金方式(クリックか表示)で行われる |
出典: OpenAI ヘルプ「Maximize results bid strategy」、OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、OpenAI ヘルプ「Budget pacing」(いずれも2026年11月2日確認)
CPCのキャンペーンについて、OpenAIは1クリックあたり3〜5米ドルの最大CPCから始めることを推奨しています(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、2026年11月2日確認)。この推奨は米ドルで書かれており、日本円での推奨額は公式ヘルプに示されていません。Conversions のキャンペーンについては「現時点で推奨の入札額はない」とされています(出典: OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、同日確認)。
配信する広告は、関連性で重み付けしたセカンドプライスオークションで選ばれます(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、2026年11月2日確認)。表示されるかどうかには、入札額だけでなく関連性も影響します。
支払いの仕組み: 後払いと支払いしきい値
ChatGPT広告は、配信した後に請求される後払いです。カード払いのセルフサーブ口座では、未払いの広告費が「支払いしきい値(payment threshold)」に達した時点で、登録したカードに請求されます(出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、2026年11月2日確認)。
しきい値は最初は低く設定され、支払い実績に応じて自動で上がることがあります。ヘルプでは米ドルで次の例を示しています(同上)。
| 支払い成功の回数 | 請求額(税抜) | 支払い後のしきい値 |
|---|---|---|
| 1回目 | $25 | $25 |
| 2回目 | $25 | $50 |
| 3回目 | $50 | $50 |
| 4回目 | $50 | $100 |
| 5回目 | $100 | $100 |
| 6回目 | $100 | $200 |
出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」(2026年11月2日確認)
これはあくまで例で、すべてのアカウントに当てはまるわけではありません。しきい値と条件は、アカウントや通貨によって異なります。サポートに依頼してしきい値を変えてもらうことはできません(同上)。
支払いについて、ほかに知っておきたい点をまとめます(出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、2026年11月2日確認)。
- しきい値に達していなくても、月末に残高があればその時点で請求されます。
- 同じ金額の請求が続いても、重複ではなく追加の広告費である場合があります。
- しきい値は請求のタイミングを決めるもので、キャンペーンの予算や口座の上限とは別です。
- カードの登録時に、確認のための一時的な与信(オーソリ)がかかることがあります。広告費の請求ではなく、確認後に解除されます。
- 支払いに失敗すると、解決するまで配信が止まることがあります。
一時停止後も最大24時間ほど課金が発生することがある
キャンペーンを一時停止しても、配信システム全体に反映されるまで時間がかかります。ヘルプによると、場合によっては最大24時間ほど広告が表示され続けることがあり、その間の費用も請求対象です(出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、2026年11月2日確認)。
管理画面の消化額(Spend)は、反映が7〜8時間遅れることがあります。表示が0円でも、費用が発生していないとは限りません(出典: OpenAI ヘルプ「Ads in ChatGPT: The Basics」、2026年11月2日確認)。
消費税(JCT)の扱い
OpenAIは、日本で請求を受ける広告主のChatGPT広告の請求書に、現在は日本の消費税(JCT)を課していません。日本の税番号を登録しているかどうかに関係なく、この扱いです(出典: OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、2026年11月2日確認)。
この扱いはChatGPT広告に固有のもので、OpenAIのほかの請求とは異なる場合があります。OpenAI自身も税務の助言はしないと明記しています(同上)。
注: 本記事は税務助言ではありません。消費税の申告や仕入税額控除の扱いは、税理士にご確認ください。
予算の決め方(当社の考え方)
ここから先は、OpenAIの仕様ではなく当社の運用方針です。成果の目安となる公式ベンチマークはないため、数値目標は示していません。
- 最初は日予算型で始める。 OpenAIも、初めて使う広告主には日予算型から始め、配信と成果を見てから総予算型を検討するよう勧めています(出典: OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。
- 1キャンペーンに1つの目的。 目的と課金方式は後から変えられないため、認知・訪問・コンバージョンを1本に混ぜません。
- 7日単位で判断する。 日予算は日曜〜土曜の平均で動くため、1日ごとの増減では判断しません。
- 2〜4週間は検証期間として見る。 OpenAIは、意味のある成果データが集まるだけの期間と予算を確保するよう案内しています(出典: OpenAI ヘルプ「Conversion-optimized Campaigns」、OpenAI ヘルプ「Frequently asked questions」、2026年11月2日確認)。「2〜4週間」は当社の目安で、OpenAIが示した期間ではありません。
月の広告費は、日予算×配信日数を目安にすると計画しやすくなります。たとえば日予算10,000円で30日間配信する場合、目安は約30万円です。日ごとの消化は上下し、配信機会が少なければ目安より少なく消化されることもあります。
予算や入札をどの画面で設定するかは、Ads Managerで設定できる項目と運用代行の範囲にまとめています。契約期間など、当社へのご依頼に関する質問はChatGPT広告のよくある質問をご覧ください。
よくある質問
ChatGPT広告を1か月配信するには、広告費はいくら必要ですか?
設定できる下限は、日本円の請求で日予算2,500円です(OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」、2026年11月2日確認)。日予算は7日間の平均として扱われるため、1か月の広告費は日予算×配信日数がおおよその目安です。下限の2,500円で30日間配信した場合は、約7万5,000円になります。配信機会が少なければ、予算を使い切らないこともあります。どの程度の金額で成果が出るかの目安(ベンチマーク)は、OpenAIが公表していません。
ChatGPT広告は、クリックされなくても費用がかかりますか?
目的によって異なります。Views(CPM)と、表示課金(oCPM)を選んだConversionsは、表示回数に対して課金されます。Clicks(CPC)と、クリック課金(oCPC)を選んだConversionsは、有効クリックに対して課金されます(OpenAI ヘルプ「Creating campaigns for ChatGPT Ads」「Conversion-optimized Campaigns」、2026年11月2日確認)。
配信中に日予算を下げることはできますか?
できます。ただし、日予算と手動入札を組み合わせたキャンペーンでは、日予算を、アーカイブしていない広告グループのうち最も高い実効入札額(オーディエンスの入札調整を含む)より低くできません。その場合は、先に入札額や調整を下げてから日予算を保存します(OpenAI ヘルプ「Daily budgets」、2026年11月2日確認)。自動入札や総予算型のキャンペーンには、この制約はありません。
日本円以外の通貨で支払うことはできますか?
請求通貨は、広告アカウントの作成時に国・タイムゾーンと一緒に決め、作成後は変更できません(OpenAI ヘルプ「Ads Manager Account Setup」、2026年11月2日確認)。支払い方法も、アカウント作成時の事業者と国に合わせる必要があります。別の国・地域や法人で請求を受けたい場合は、正しい事業者情報で別の広告アカウントを作る必要があることがあります(OpenAI ヘルプ「Billing & Payment」、同日確認)。
出典
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